メモリの選び方がわからない!
こんな悩みが、頭の中をグルグルしていませんか?
メモリはパソコンの性能を決める、大切な部品です。
日本語にすると、『主記憶装置』です。
主記憶装置と言われても、チンプンカンプンだよ−
でも、料理をするときの『まな板』と言われると、なんとなく想像できるのではないでしょうか。
今回は、そんなメモリについて、料理に例えてわかりやすく紹介してみたいと思います。
さらに、
メモリはどれくらいのサイズが良いの?
8GB(4×2)ってどういうこと?
こんなモヤモヤも解決します。
この記事を参考にすると、モヤモヤが解決してさっぱりとした気持ちになれますよ!
- メモリは『まな板』
- メモリを選ぶときの3つのポイント
- 選ぶときの注意点
メモリは『まな板』
メモリは料理に使う『まな板』
パソコンを買うときに、下のようなチラシを良く見かけます。
でも、初めてこのチラシを見た多くの方は、内容がさっぱりわかりませんよね。
暗号みたい…。
なので、今回は『メモリ』という言葉をはじめて聞いた人でもわかるように、料理に例えてみたいと思います。
最初にわかりやすく説明すると、メモリはパソコンの中でまな板の役割をしています。
それでは、どういうことか説明していきたいと思います。
まな板が広いと作業がしやすい
例) メールを送る
メールを送ると、パソコンでは下のような作業が行われています。
- 冷蔵庫(HDD、SSD)から材料を取り出します。
- 材料(データ)がまな板(メモリ)に載せられます。
- 料理人(CPU)が、調理をして完成(送信)!!
料理の場合↓
パソコンの中では↓
料理には多くの材料を使います。(じゃがいも、ニンジン、玉ねぎなど)
切ったりする作業は、まな板の上です。
まな板が小さいと、材料でいっぱいになってしまい効率よく作業することができません。
使うまな板に適切な大きさがあれば、効率よく作業することができます。
そうなると、
まな板(メモリ)は大きいほど良いの?
と、思いますよね。
しかし、それは大きすぎる『まな板』を買うのと同じです。
作業しない部分(ムダな部分)が増えるだけ。
まな板(メモリ)がいくら大きくても、料理する人(CPU)が遅ければ、意味がありません。
ただし、まな板(メモリ)が小さすぎると、料理する人(CPU)が作業しづらいので、料理に時間がかかります。
つまり、適切な大きさのメモリを選ぶことがとても大切なのです。
HDDやSSDと『メモリ』は違う
よくメモリをHDDなどと勘違いしている方がいますが、それぞれ違う役割をしています。
メモリ(まな板)は、材料を調理するために一時的に置く場所です。
料理が終われば片付けます。
使う前の材料は、冷蔵庫(HDD、SSD)にあります。
作業する内容によって、メモリを決めましょう
まな板に例えることで、メモリの役割を理解していただけたと思います。
でも、料理したことがない方にとって、『まな板の大きさ』はどれくらいがいいのかわかりませんよね!!!
なので、メモリを選ぶときのポイントを3つ紹介したいと思います。
メモリの上手な選び方 ポイントは3つ
メモリを上手に選べる3つのポイント
GB数
ギガ数は実際のまな板の広さを表します。大きければ、いろいろな作業を同時にすることができます。
適切なまな板(メモリ)の大きさは下のようになります。
メモリは4の倍数になっています。(4GB、8GB、16GB、32GBなど)
メモリが少ない場合は、後から増やすこともできますよ!
スロット数
メモリはパソコンによって付けれる枚数が違ってきます。
スロット数が2つあれば、2枚のメモリをつけることができます。つまり、4GBのメモリを2枚つければ、8GBとして使うことができます。
スロットの数は、パソコンにより様々です。
必要以上はあってもムダ
メモリは大きいければいいというわけではありません。
適切な大きさ以上のサイズになると、使われない部分が増えるだけです。(つまりムダになります。)
3つのポイント まとめ
メモリを選ぶときのポイント は、
- GB数
- スロット数
- 大きすぎに注意
に、なります。
悩む時は、8GB以上がおすすめです。
薄型のノートパソコン以外は、後からメモリを増設できたりするので、必要になってから増やすのもいいと思います。
作業する内容に合ったメモリを選びましょう
作業内容に合ったメモリを選ぼう
メモリが少ないとパソコンの動作が遅くなってしまいます。
逆に多すぎても無駄になるので、作業する内容にあったメモリを選ぶことが大切です。
上で紹介した3つのポイントを参考に、あなたに合ったメモリを選びましょう。
メモリはまな板の広さ
今回ははじめての方でも、解りやすいようにメモリをまな板に例えてみました。
パソコンを初めて買う方でも、料理に例えると理解することができたのではないでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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